俺様王子にご注意を

電話か...。

「もしもし...」

「おー、もしもし和也??今日ヒマか?」

そう言ってきたのは高校1年から同じ
クラスで1番一緒にいる友達の
村上 誠。

「ヒマだけど...何?」

「俺さー、めーっちゃヒマなわけ。んで、
一緒にそこらへんうろうろ
しねーか?ってわけで電話した。
かわいー女の子
一緒にさがそーぜ。」

またコイツは遊ぶことばっか
考えやがって...。

「俺は今日は女遊びには
付きあわねーぞ。」

「いいじゃねーかよ。和也なんて
今まで1度も彼女できてねーんだし。
そのままでいーのかよ??」

「うるせーな。お前にはそのこと
関係ねーだろ。俺はお前みたいに
ばかじゃねーの。俺は¨純粋¨なの。」

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