シスコン王子とブラコン姫

するとブラックスーツを来た人が
だんだん俺等に近づいてきた。

「お嬢様。まだ遊びになりますか?」

「風間っ。まだいいわ。」

「かしこまりました。」

そう言って風間さんは日傘を広げて
うららが焼けないようにする。

「ねえ、私悟のおじいさまたちに
会いたいなー。一緒に行ってもいい?」

「いいけど...まだ俺らも会いに
行ってないんだよな。」

「そうなんだ。したら今から行かない?」

「じゃあ...行くか。」

そして着てきた服に着替えて
俺達5人でじいちゃんたちに
会いに行った。

「わあー。懐かしいっ。」

うららも姉ちゃんも家をみて
はしゃいでいる。

「おじゃましまーす。」

沙菜は小さい声で裕也を見ながら
言った。

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