シスコン王子とブラコン姫

「ごっごめん。山岸くんの気持ちは
...むっむり!」

私は悟の腕をもう一度つかんで
山岸くんから逃げるように
校舎にとびこむ。

悟が握ってくれている手をみつめて.....


「悟。」

「ん?」


「...これからもずっと一緒だよ?」


「ふっ、ばーか。当たり前だろ?」


高校2年生の冬.....


私達は永遠があることを知りました。




end


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