シスコン王子とブラコン姫
「やっぱさ悟もあんな女の子がいい?」
「は!?どういうこと?」
「だっだっだから.....やっぱあんな
綺麗な女の人のほうが
男の人って憧れるんでしょう?」
沙菜は箸をおいて背中の力を抜く。
俺はそんな沙菜の唇に
自分の唇をおしつけた。
「っっ///なっ何するの!?
こっここ飛行機なんだけど!
みんな見て「誰も見てねえよ。」
俺は沙菜の顔に触れる。
「見てても...別にいいだろ。
俺の瞳には...お前しかうつって
ねえんだから。」
「っっ///」
沙菜はまた顔を赤くした。
「なあ、俺ってもう男の子じゃなくて
ちゃんとした男だろう?」
「うっうん...///」
「だったらさいつか俺もあんな風に
うららの婚約者みたいに一人前に
なったら...沙菜のこと...。」
「ぶえっくしょん。」
沙菜が急にくしゃみをした。
「.....お前...空気読めよ。」
「う~冷房きいていて寒いなー。ちょっと
下がんないのかなー。」
「.....ほら。」
俺は沙菜に自分のパーカーをかけた。