シスコン王子とブラコン姫
そんなことを考えているとなんとか
苦手な生物の時間が終わった。
「はー、やっと終わった。」
「ねえ、沙菜。」
「なっなに...??」
「次の7時間目役員決めだって。」
「へー、まあ私には関係ないよ。
綾乃はなにかやるの??」
「ううん。裕也と早く2人で
帰りたいから役員なんて
やりませーんだ。」
「そーなんだ。おにいも大変...。」
「大変なんかじゃないよっ!
裕也だってそれが嬉しいんだから。」
「はいはい...。綾乃ったら。」
「あー先生きた。じゃっ。」
え...綾乃いまにやってした...。
待って。何考えてる...?
「はーい、席につけええ。うるさいぞー。」