シスコン王子とブラコン姫

「ただいまー。」

「おかえりーっ。」

「姉ちゃん...はやいな。」

「あんたがおそいのっ。」

ていうか...今日は...


「今日母さん帰ってくる日じゃねーの?」

「あっ...そーだった。んで、私が
当番の日だったよね。」

「そーそー。」

そういって姉ちゃんが冷蔵庫をあけた

「あっ...。」

「何...?」

「冷蔵庫なーんもはいってないじゃん。」

「そんなの姉ちゃんが買ってくれば
いいだけじゃん??スーパー近いし。」

「えー...ゲホッゲホ...なんか熱
っぽいなー。悟くん大事なお姉ちゃんが
こーんなに具合悪いのに外にいかせるの?」

う゛っ...

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