シスコン王子とブラコン姫

「わっわかったよ...行けば
いーんだろ。い・け・ばっ!」

「ゲッホゲホ...ごめんねー...
悟ぅ...。」

しかたがない...。

もう自分でシスコンだって認める。

小さい時は俺が体が弱くて
母さんはいつも仕事で
いなくて姉ちゃんが看病してくれて...

それでいつのまにか姉ちゃんにばっか
甘えるようになっていた...。

俺も男だし...しっかりしなきゃ
いけないのはわかっている...

けど...「さ~と~るっ!」

「なっなに...?」

「プリン買ってきてね♪」

俺がこんなに考えていても
結局姉ちゃんはこうか...。

ただのパシリじゃねーか...。

「じゃ、きをつけて行ってきて♪
まだ春だから寒いんだから
ちゃんとパーカーきてきなよ♪」

「わかってるよ...。」

バタンッ

そういってスーパーまで行った。
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