デビュー☆



こんな私でも、
諦めたくない夢を持っている。


小さい頃から、
何度もレッスンを受けて
辛抱強くなってのは確か。

レッスンは厳しかったけど、
歌は大好きだった。


だからお父さんとお母さんも
賛成してくれて、入学出来た。


「やっぱり愛、ボイトレ凄い!」


授業終わり、小百合が言った。


「全然だよ!理想の声じゃない」
「上手いって言ってる!先生も!」



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