デビュー☆


怖い顔してるよね。
ウザいって思うよね。


嫌われたよね。


私は俯いていた顔を
ゆっくりと上げて
啓祐君を見る。


―優しく笑っていた。


うそ、夢?笑ってるの?

私は一気に安心して、
ほっと胸をなでおろした。

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