プレイボーイとのラブバトル?


トントンッ

「誰??」

部屋のドアをノックされた。

「美鈴、入るぞ。」

「おっお父さん!?」

お父さんは眉を寄せて唇を噛み締めながら入ってきた。

「なっ何よ!?」

「お前はそんなことしか言えないのか―...」

お父さんは呆れた顔をして私を見下ろしていた。

「お父さんの子供ですからねっ!!」とつい生意気な事を言ってしまった。

「そんな事より早く携帯返してよね。ていうか外行かせて。友達が外で待っているんだから。」

「それならお父さんが見てきてやろう。」

「いっいい!!それより携帯!!」

お父さんは私を無視して
「母さん、外に人がいるか見てきなさい!!」と言った。

「なっなにそれ!!すぐ人に命令するんだから!!「うるさい、お前は黙ってなさい!!」


お父さんは私のことをにらんだ。

少しからだが震えた。
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