プレイボーイとのラブバトル?


変な美鈴―...。

作り笑いなんて俺の前では
めったにしないはずなのに...

「あ!美鈴ってどこの中学出身なの?」

「はひ!?ちゅっ中学!?」

「うん。」そこまで驚く事なんかねーのに。

「えっとねー。はは。どこだっけー。」

「覚えてねーの!?」

やっぱり変だ。

「そっそういう訳じゃないよ?だから...えーと...あ!誠司!私先生に呼ばれてた!」

「.....は?」

「ごめん。じゃ、先行くね。」

「ちょっ...美鈴!」

嘘だ。何か隠している。
美鈴は過去の事になるとすぐごまかす。
何があるんだ―?
俺に隠している過去―。
俺には知らない美鈴。
何なんだよ―...。

知りたい。美鈴をもっと知りたい。

俺に知らない美鈴―...。
美鈴には一体...
何が何でもあるんだよ...。



< 225 / 356 >

この作品をシェア

pagetop