プレイボーイとのラブバトル?
変な美鈴―...。
作り笑いなんて俺の前では
めったにしないはずなのに...
「あ!美鈴ってどこの中学出身なの?」
「はひ!?ちゅっ中学!?」
「うん。」そこまで驚く事なんかねーのに。
「えっとねー。はは。どこだっけー。」
「覚えてねーの!?」
やっぱり変だ。
「そっそういう訳じゃないよ?だから...えーと...あ!誠司!私先生に呼ばれてた!」
「.....は?」
「ごめん。じゃ、先行くね。」
「ちょっ...美鈴!」
嘘だ。何か隠している。
美鈴は過去の事になるとすぐごまかす。
何があるんだ―?
俺に隠している過去―。
俺には知らない美鈴。
何なんだよ―...。
知りたい。美鈴をもっと知りたい。
俺に知らない美鈴―...。
美鈴には一体...
何が何でもあるんだよ...。