プレイボーイとのラブバトル?
秘密の過去

美鈴Side

なんとかごまかせた―?!
誠司どうして急にそんな事聞くんだろう...。
でも...もし誠司が私が元ヤンだって知ったらどうするのかな...
別れたいって言われちゃう?
そんなの嫌だ。だからこうして隠しているしかないんだ。
私が“桜ヶ丘中学の伝説の黒澤美鈴"と呼ばれていた事を...。

ドンッ!!

「わ...。ごめんなさい...。」

そう言って目の前の人...
朝の男の子。尾崎颯真は私の弁当を拾ってくれた。

「あっありがとぅ。」
この上靴...やっぱ1年...。

「じゃ、また。「待って!」

「...何ですか?」

この懐かしい香り...

「どうして颯真くんは...「放課後分かりますよ。」

「へ...?」

そう言って尾崎颯真...は姿を消した。

「何で...」

うるさい廊下で私の独り言は
周りの声ですぐに消えてしまった。

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