プレイボーイとのラブバトル?
「美鈴...」
私の名前を呼ぶこの声は愛梨でもなく颯真くん、萌華ちゃんでもない...。
私のファーストキスの相手...菅谷涼夜。
あの時の私達はまだ子供だったんだ―。
毎日この5人で遊んでいた。
私は涼夜に思いを寄せていた。
でも―卒業間近に悲劇の始まりだった。
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「黒澤な...いい加減にその格好はやめろ!スカート丈は短いし...そして髪を黒に染めろ!「うるせえよ。」
「涼夜...。」
その日私は生活指導のオヤジに説教をされていた。
みんなには先に帰るように頼んでおいた。
でも涼夜は私を待っていて私を助けてくれた。
そして2人の帰り道で悲劇はおこった。
その日涼夜はずっと浮かない顔をしていた。
「ね、涼夜はさ『あっれ?黒澤ちゃあん?』
「あんたら...」
私達に声を掛けてきたのはゲーセンで喧嘩をしたグループ。