プレイボーイとのラブバトル?
「けっこーですっ。」
私はそう言って男の事を睨み付けつかまれている腕を振りほどいた。
「待てよ!可愛い顔しちゃって生意気だな。少し痛い目に合わなきゃ分かんねえようだな...」
そう言って男達はニヤニヤ笑って近づいてくる。
やっと分かった。
私このままだとヤバい。
必死に逃げ後ろを振り返ると男達の姿はなかった。
たしか2人組だったから大丈夫。
そう思った時だった。
「みーつけた。」
体が急に震えた。
私が走っていた方から男達が近づいてきた。
「しっしつけえな...。」
そう言って逃げようとするとすぐに捕まえられた。
「震えちゃってかわいー。怖い?夜1人で歩いているから悪いんだよ。ほら、送ってやるから来いよ。」
「ふざけんなっ!」
「どうせ1人なんだろ?」
“1人"...?
「違う...」
「暴れたらもっと怖いことするぞ。静かにしろ。ほら、こっち押さえろ。」
「ああ。」
やだ...。怖い。助けて...。涼夜...
声が出ない。汚れる。こんな奴に触れられてたまるか...。
「っ―...」