プレイボーイとのラブバトル?

「はは。泣いちゃって可愛...うっ...。」

男は急にしゃがみ込んだ。

何が起きたのか一瞬分からなかった。

「てんめ...え。」

誰かが近づいてきて男を蹴り飛ばし殴っている。
助かったのか―...。
次はこの人が私を襲ってくるのか―...。

そして私を襲った2人組は
走って逃げていった。

そしてどんどん近づいてくる男...。
「やっやめ―...涼夜!?」

涼夜は切なそうに私を見ている。

「なんで―...」

気付いたら涙が出ていた。
私は涼夜に飛び付いた。

「ばっばか...なんで連絡もなしに...「もう付きまとうな。」

「え...!?きゃっ...」

私は涼夜に押しとばされた。
でも前とは違う冷たい感じ。
優しさを感じなかった。

「冗談...でしょ?!」

いつも優しい涼夜がそんな事言うはずがない。

「うざいんだよ...。」

「うざ...い?」

聞き間違いだと思い私は聞き返した。
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