プレイボーイとのラブバトル?
―――――
「美鈴、おめでとう。」
「ありがとう。お父さん、お母さん。」
私は見事第一希望の公立高校に受かった。
愛梨も受かりまた最初から頑張る事にした。
「好きなだけ欲しい物を買ってやるぞ。」
お父さんは珍しく笑っていた。
「今は―...いい。」
「そうか―。欲しい物があったらすぐ言うんだよ。」
私はただ頷いて部屋に戻った。
それから今までこうして
生きていた。
----------------------
「アネゴ...聞いて下さいっ!!アニキはっ...アニキはっ!!「止めろ!」
「でも...アニキは!」
萌華ちゃんと颯真くんは
必死に私に何かを訴えるようだった。
「離してやれ。美鈴の知っている通りなんだから...。」
涼夜はやっぱり私がうざくてたまらなかったんだ―...。
「でもアニキっ!!それは違うじゃないですかっ!!」
「うるせえんだ!!過去の事はもうどうにもできねえんだよ!!いい加減にしろ!!次こんな事したらこんな事じゃすまねーからなっ!!」