プレイボーイとのラブバトル?

―――――

それに美鈴は俺に隠し事なんか...しねえよな?

「誠司!ねえ。」

信じたい。美鈴を。

「ねえってば。」

「なっ何?」

「お弁当...美味しくない?」

「なっなんで?」

「まだ1口しか食べてないよ。今日朝から変だよ?どうしたの?」

「...ごめん。」

「謝られても困るよ~。あんまり無理しなくていいよ?」

「...ああ。」

「具合悪い?顔色も悪いし...。」
美鈴は俺のおでこに手をあてた。

「いっいいよ。」
俺はその手をはらってしまった。

「...誠司?」

「っ...ごめん。次の授業当てられると思うから俺先戻ってるな...。」
美鈴が何か言っていたがそれを聞こえないフリして俺は教室に向かう...。

そんなときある光景が目に止まった。

「あいつ―...」
たしか美鈴にアネゴとか言って近づいてくる奴...。
教室の前でキョロキョロしていた。どうせ美鈴を待っているんだろう。
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