プレイボーイとのラブバトル?
健也も少し驚いた顔で俺を見る。
そんな事を気にせずに俺は教科書を開く。
「お前...変だぞ。」
「.....。」
平然を保っているけど
ほんとは暴れ出していたかった。
重いとかそんなの考えたことがなかった。
俺は幼稚なのかもしれない。
美鈴をまた傷つけた。
こんなの―...
もう嫌だ。
―――――
「はら...栗...栗原っ!!」
「はっはい。」
「栗原っ。この問題お前に当てるって言っただろ。何ぼーっとしてるんだっ!!」
「すっすんません。」
「分かったならさっさと前に出てきて解け。」
こんなの解けるに決まってる。
いちいち前出るのも面倒くさい。
今までだったら前にも出ないで分かりません。で終わらしていた。
でも美鈴に格好つけたくて...
授業にもだいぶでるようになった。