プレイボーイとのラブバトル?

けど...なんだか授業に
集中できない。
ずっと尾崎の事を考えてしまう。
いきなり俺達の目の前に
現れた男...。

「…正解。」

こんな問題は簡単...。
けど.....
美鈴と尾崎の関係だけは
解けない。悔しい。それで頭がいっぱいだった。
俺じゃない誰かにもしかしたら美鈴を理解されているのかもしれない。そんなの情けなくて...

格好悪くて...。

―――――

『きゃー!栗原先輩だああ///』
うるせえ...
放課後だから尾崎に会うために1年の階まで来た。
でも尾崎の姿は見当たらない。

「なあ、尾崎って何組?」
近くにいた女子に聞いてみた。

「へっ///えっと―...尾崎くんなら1組だったけどもう帰ってますよ。」

「帰った!?」

「はい。尾崎くんすぐ放課後になると急いで教室出て行きますからね。」

「そうか...。」
逃げられた?

「はぃ...///」
「したらさ、桜ヶ丘中学出身の奴知っている?」
俺...何聞いているんだ?

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