プレイボーイとのラブバトル?

「知ってますよ。呼んできますね。」

「あ!ちょっと…」
もうその子は行ってしまっていた。
俺は今からくる子に何て言えばいいんだ…?
そう考えてると1人の女子が目の前に居る。
どこかで見た顔。
もしかして…屋上で美鈴と弁当を食べていたとき睨んできた子だ…。

「栗原先輩、ここじゃうるさいのでついてきてください。」

「えっ!?」
俺はその子に引っ張られ図書室まで連れてこられた。

「私も色々話があります。まず、私から喋らして貰います。私の事覚えてますか?」

「…誰?」

「はあ…私、萌華です。」

「萌華?分かんねえや。」

「萌華とか呼び捨てにしてよく授業一緒にさぼったんですけどね。まあ、いいです。美鈴先輩は桜ヶ丘中学出身です。」

なんで俺が聞きたい事がわかるんだ.....??
え…?やっぱりそうだったのか?

「美鈴…それを俺に隠しているみたいなんだ。何か知ってる?」

「っ…美鈴先輩が…?」

「…ああ。」

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