プレイボーイとのラブバトル?
「こんな時間に...ごめんね。」
『いや...美鈴と話したかったし。』
話って...何?怖くて足が震えてきた。
ベッドにあるテディベアのぬいぐるみを
私は抱きしめた。
「...誠司、明後日からは...一緒に
帰れるんだよね?」
『.....ああ。』
よっよかった。急にカラダが軽くなった。
「やっやった。...ありがとっ。」
『...なあ、美鈴。』
「ん?何?」
『...お前、俺に隠してることない?』
隠してること.....?
「ない...けど?」
『...そうか。わかった。じゃあ、おやすみ。』
「まっまって!!」
『...何?』
よかった。まだ電話は切れてなかった。
ちゃんと聞かなきゃ.....。
「誠司...最近朝も様子変だし...
どうして一緒にもこんなに帰れないの?」
『.....。』
「ちゃんと...誠司の口から聞きたいの。」
『それは─.....。』
お願いだから早く言って。
『言えない。別に関係ねえだろ。』
関係...ない?ひどいよ.....。
「私達...付き合っているじゃん?」
『...いいだろ。別に。悪いけど疲れたから
もう寝たい。おやすみ』
「あっあのさ...」 ─ブチッ
切れちゃった......。
私...もしかして誠司にとってすごく重い
存在...なのかな?