プレイボーイとのラブバトル?
「どうしてなんですかっ!?アネゴは「美鈴は─...大丈夫なんだよな?」
俺は尾崎を無視して鈴木に聞いた。
「うん。気を失っているだけ。あとは
軽い打撲だけだったみたい。」
「そっか...。よかった.....。」
─ガララッ
「誠司っ!?お前大丈夫か?」
健也がまた顔を真っ青にして保健室に
入ってきた。
「...何がだよ?」
「時間.....。」
「あっ.....。」
時計を見るともう16時だった。
最後のバイトに行かなきゃ...。
今日が美鈴と俺の大事な日。
だから...どうしても美鈴に
プレゼントしてやりたい.....。
「どこ行くんですか.....。」
俺が行くか迷っている時尾崎が
低い声で俺を睨みつけながら言った。
「...お前には関係ねえだろ。」
「関係ないってばっか。それアネゴにもどうせ言って傷つけていたんじゃないですかっ!?」
「.....は?」
「そうやってすぐ...関係ないって癖になっていたんじゃないですか?それでアネゴを不安にさせていたんじゃないですか?こんな事になったのも...栗原先輩のせいじゃないですか?」
「ちょっと、颯真。それとこれは別じゃん。」
途中で尾崎の隣に座っていた女は
俺達の間に入るように言った。