プレイボーイとのラブバトル?
「美鈴っ!」
「涼夜.....。」
もうすっかり秋で凄く寒い。
私は涼夜となんとか上手くやって
いけている。
涼夜も私のために色んなことを
してくれている。
でも...こうして涼夜と会うたび
誠司の顔が浮かんでくる。
あの優しかった誠司を...
「美鈴ってば!」
「なっ何?」
「さっきからボーっとしすぎじゃね?
具合わるいのか?」
「ちっ違うよ。寝不足で...ね。」
「...まだアイツのこと忘れられない?」
ドキッ...
「俺...絶対忘れさせるから「なんで?」
「え?」
涼夜が戸惑っているのが分かった。
でもそんな事気にしてられない。
「せっかく忘れてたのに...もう
私は涼夜しか見れないよ?」
「美鈴.....。」
「私は...涼夜のものになってないの?」
「っ///」
涼夜の顔が赤く染まる。
最近の涼夜はすぐ顔を赤くする。
それが面白くてつい調子にのって
ドキドキするようなことをいう。
誠司ももしかしてこんな気持ちだった?
「美鈴.....。」
呼ばれて涼夜のほうをみると涼夜の顔は
もう赤く染まってはいなかった。
「...何?」
「美鈴の...クセ。」
「え?」
涼夜はいきなり斜め下を見た。