プレイボーイとのラブバトル?

どうし...て?

「誰から見ても美鈴は絶対あいつとは
幸せになれねえよ。美鈴、お前はあいつに
捨てられたんだよ。まだ分からねえ?」

捨てられた...。
やっぱりそうなのかな?

「けど、きっと何か理由が
あるは「理由なんてねえよ。絶対。」

「んで...?」

「ん?」

「なんで涼夜にそんなこと...言われなきゃ
ならないのよっ!?私は信じてる。
今でもずっと.....。」

「もし理由があったんだとしたら...
お前と目くらい合わすだろ?」

目...反らされてる。

「それに─...他の女と普通は
デートなんてしねえだろ。」

涼夜はコーヒーを飲み干して
ため息をこぼした。

「それに、ソイツが幸せにしたいんだったら...
他の女と手なんてつながねえだろ。」

え...?

涼夜は私に1枚の写真を差し出した。

「これ...。」

「そう。栗原と...誰かだろ?」

仲良さそう...。手つないで...
寄り添って....いる。
私...こんなにベタベタされたことない。

「俺は...お前に最低なことして守った。
けどよ、他の女とは一緒になんて
いなかった。分かる?やっぱり騙されてたって
ことを。」

「...別れて。」

「は?」

「涼夜、私と別れて。別れないっていっても
私もう二度と涼夜の顔も見たくない。」

「なんでだよっ!?」

涼夜はテーブルをひっくり返した。
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