プレイボーイとのラブバトル?

え.....?

体が震え上がった。
ゆっくり後ろを見るとさっきの
3人組がいた。その後ろには...
何人も人がいる。

「こんなとこに隠れて
いたのかー♪もっと静かに話してなきゃ
見つかっちゃうっつーの♪
さ、美鈴ちゃんいこっ♪」

「...ずるい!仲間呼ぶなんてっ!」

「伝説の黒澤美鈴ちゃんと
菅谷涼夜くんならこれくらい
いけちゃったよねー?前までは。
でも、今はどうかなー?」

─バシッ

隣にいる涼夜が頬を押さえている。

「涼夜っ!?」

どうしよう。この人数だったら
絶対勝てない。

「美鈴ちゃんがおとなしくついてくれば
なーんも怖い事はないよ?
菅谷くんもなーんも傷つけられない。
だからおとなしくついておいで?」

「...どこまで卑怯なまねするつもり?」

「さあ?別にこれも1つの技ってやつ?
はははー。」

「...最ッ低!」

「別にいいんだよ?俺たちのこと殴ったら
そこの後ろの奴が美鈴ちゃんと
菅谷くんの高校に報告してくれるし?」

「っっ─.....。」

私は手を強く握り締めた。
そしてそのまま殴りかかろうと
したときだった。

「っっ!?何で...?」

涼夜が私の手首をつかんでいた。

「今...美鈴がコイツを殴ったらヤバい。
美鈴は、大学いくつもりはねえのか?
美鈴は、おとなしく黙って目瞑ってろ。」

「そんなこと言ってる場合じゃないじゃんっ!
涼夜はバカなのっ!?これくらい
大丈...「目、瞑ってる!」

涼夜は凄い勢いで殴りかかってる。
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