プレイボーイとのラブバトル?
「待ってっ!。」
私は夢中でベッドから起き上がって
誠司をつかまえた。
「美鈴...!?」
私は深呼吸をした。
「悪かったと...思ってるなら...
勝手にどこか行ったりしないでよっ!
だったら私のそばにいてよっ!
誠司はいつもズルいよっ!
どこまで私を苦しめたいの?
もういい加減にしてよっ!」
私は誠司の頭を何度も叩いた。
「ばかばかばかーっ!」
ほんとはばかじゃなくて...
すきすきすきーっ!って
言いたいんだよ。
でも素直になれないんだよ。
けど...誠司。分かってよ。
誠司は今まで最低なことしたんだから。
「...美鈴っ。」
「誠司.....。」
私たちは抱き合った。
そして互いの瞳を見つめて
何度も何度もキスをした。
「美鈴っ.....。」
時々こぼれる誠司の声に...
私の胸はドキドキが止まらない。
やっと...手に入れれたんだって。
嬉しくて...涙が止まらない。
「誠司っ.....。」
この名前を呼べるだけで...
幸...?
「誠司っ...?」
誠司が急に私の体を離した。
「どうしたの...?」
「美鈴...あのさ...つまりこれって...
俺とやり直してくれるってこと...
だよな.....?」
誠司はモジモジしている。
「ぶっ...。」
私はそれをみて誠司が可愛くて
ついふきだしてしまった。
「何笑ってんだよっ!」