プレイボーイとのラブバトル?
美鈴Side
「ここ...?」
誠司に連れて来られた場所は、
1つの小さなカフェだった。
「うん。入って─。」
誠司がドアをおさえていてくれて
私が先にお店に入った。
「いらっしゃいませー。って...
誠司!?と...彼女?」
そんな事を言っている1人の男の人。
すっごくカッコよくてまさに
ダンディって感じ。
でも...どこかで見た事あるような
気がするのは...気のせい?
「まあ...な///」
誠司は顔を赤くしているけど...。
誰...?
「あ、これ俺の親父。」
「ええっ!?ほんとにっ!?」
「まあ...な。親父ここで働いて
いるんだよな。あ、座って。」
そういっておくの席に座らせられた。
「誠司...?」
「いいからいいから。」
意味わかんない。
「はいっ。じゃあ、ごゆっくり。」
誠司のお父さんは私の前に大きな
ケーキをおいて店から出ていった。
「何?」
「...これ。」
誠司が顔を赤くしながら私に
差し出してきたもの。
それは─...
「ええ?これどうしたの?」
リボンのネックレス。
デートした時に私が一目ぼれしたものだった。
「...バイトして...買ったんだ。」
「バイト?って...2週間も私と
一緒に帰れなかった日のこと?」
「...まあな。」
誠司.....。
「泣くなって。」