プレイボーイとのラブバトル?
気づいたら涙が溢れていた。
「だってえー.....。」
こんなの悪いよ。
「返されてもこんなもの困るから。
だから...俺のそばにいてください。
これからもずっとずっと─...。」
「ばか...意味分かって
言ってるの?」
「うん。死ぬまで一緒ってこと。
でもこれ以上は言えねえや。
ちゃんと一人前の大人の男になってから
美鈴のこと迎えに行く。」
「っっ...///」
「バラの花束持って迎えに行くよ。」
「バラは100本じゃなきゃ
一緒に行かないから。」
「じゃあ、バラ200本持って迎えに
いっちゃだめ?」
「だめ。100本じゃなきゃだめなの。」
「ふっ.....。」
そしてそのままキスをした。
「ん...誠司。お店ってここ
誠司のお父さんの?」
「ああ。んで、今は貸切。」
「ええっ!?いいのっ?そんな事。」
「...健也に店貸切で一緒に行った事
あるだろ?」
誠司の顔色が一気に変わった。
「え?まあ...うん。」
そんな事があったような...。
「だから俺も貸切にした。こんな
ちっちぇえ店だったら健也には
全然かないもしねえけど。」
「...私は、小さいお店の方がいいな。」
「何で?」
「だって...小さいお店の方が誠司の
声が響くもん。」
言っている自分が恥ずかしい。
「ばーか。」
誠司は私の髪をくしゃくしゃにして
撫でた。