こんなんでも彼女やってます。
「ずっと・・・言えなかったんだけど・・私も・・・か・・・・か・・」


あぁーーーーーーー!!!ダメだ恥ずかしすぎて言えない!!


「なんだよ?美由。俺に隠し事でもしてるのか??ひでー奴だな」


あれ???怒らせちゃったよ!!!!!!!


どうしよう・・・・・・。

結局、言えないまま、しかも海翔を怒らせたまま学校到着・・。


「ちゃっす。」

海翔は、いつもより元気のない挨拶で教室に入っていく。

はぁ・・怒ってるよぉ・・・

「おっはよぉぉ~!美由~!」

「あっ・・・有沙、、、、おは・・よ・・う・・・」


「ちょっとあんた元気ないじゃん!!!!」


「うん・・実はさぁ・・・」

ちなみに有沙には告白された日に付き合うことを報告したのであります。

「・・・ってことなの・・」

私の机の近くに有沙は椅子を持ってきて机によしかかって話を聞いてくれた。

もちろん隣が海翔だから、海翔がいないときにね。

「なるほどねぇ~。それはぁー・・あんたが悪い。」

「やっぱりそうかー・・・でもね好きって伝えようと思ってるんだけどなぜか本人の前だと伝えられないくて・・・」


そう思うと私って、情けないかもしれない・・。

胡桃ちゃんに好きだよって言ったくせしてまだ好きくらいも伝えてないなんて・・・


私は馬鹿だ・・・。

「美由?あのさ~、私が思うに海翔も美由が好きって言ってくれること待ってると思うよ?」

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