初恋は夢の中
卒業
先生とは授業以外、話しも会いもしなかった。
それでイイんだ…
それでイイ…
私は、信じた。
先生との約束を守る為、私は勉強をした。
勉強をして、して、して、して、して、しまくった。
2年生の3学期には、成績は上位になっていた。
そして、私はもっと勉強をした。
頑張って、勉強をし続けた。
3年生の1学期に、始めて一番になった。
一番を維持する為に、また勉強をして、して、して、して、して、しまくった…。
先生との約束を、守る為に…
たった一つの繋がりを信じたかった…
私は卒業後の進路の事を、考えていなかった。
常に白紙で出していた。
担任の先生には、進学を何度も勧められた。
「行かない。」
私は聞かれる度に、そう伝えた。
「じゃ、就職は?」
「しない。」
「じゃ、これからどうするんだ?」
「分からない。」
煮えきらない態度で、担任の先生に言う。
「それだったら、短大でも大学でも神崎の成績なら、どこでも行けるんだ。進学をしてみないか?」
担任の先生は、また同じ事を言った。
「 … … … 。」
私はうつ向き黙った。
担任の先生は、私に匙を投げ
「もう一度、ゆっくり考ろ。」
と言って、席を立った。
それでイイんだ…
それでイイ…
私は、信じた。
先生との約束を守る為、私は勉強をした。
勉強をして、して、して、して、して、しまくった。
2年生の3学期には、成績は上位になっていた。
そして、私はもっと勉強をした。
頑張って、勉強をし続けた。
3年生の1学期に、始めて一番になった。
一番を維持する為に、また勉強をして、して、して、して、して、しまくった…。
先生との約束を、守る為に…
たった一つの繋がりを信じたかった…
私は卒業後の進路の事を、考えていなかった。
常に白紙で出していた。
担任の先生には、進学を何度も勧められた。
「行かない。」
私は聞かれる度に、そう伝えた。
「じゃ、就職は?」
「しない。」
「じゃ、これからどうするんだ?」
「分からない。」
煮えきらない態度で、担任の先生に言う。
「それだったら、短大でも大学でも神崎の成績なら、どこでも行けるんだ。進学をしてみないか?」
担任の先生は、また同じ事を言った。
「 … … … 。」
私はうつ向き黙った。
担任の先生は、私に匙を投げ
「もう一度、ゆっくり考ろ。」
と言って、席を立った。