初恋は夢の中
密事
短大生活も始まり、勉強も大変だったけど、友達も沢山でき充実した日々を過ごした。



先生とは、週末に会うコトが多くなりそれ以外は、友達と過ごした。



友達は、よく私の家に遊びに来たり、泊まったりする様になった。



ある日の夜、友達の真理、桃子、夏香の3人が泊まった。



「いつも広い家で、一人は淋しくない?」
モデル並のスタイルで美人な真理が、家に入るなり言った。

「もう、慣れたかな…」
私は答えた。

「そうなの…」
と言いながら、真理はソファに座った。

「美和子…。グラスは?」
色白でおっとりした面持ちの桃子が、グラスを取りに行く。
彼女は、グループの中では癒し系のムードメーカーだ。

私は、桃子とグラスを取りにキッチンへ行く。


その間に、買ってきたお菓子やジュースを手際よく並べる夏香。

夏香は、姉御肌の世話好き。外見は化粧っけ無く、髪も短くボーイシュで唯一気を使わなくて済む友達だ。


準備も整った。
「さぁっ。食べよう!食べよう!」
一斉に食べ始める。



私達は、借りてきたDVDを見ながら寛いだ。


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