初恋は夢の中
プリンを食べ終わった頃、夏香が私に携帯が鳴ってたと伝えた。

着歴を確認すると、先生だった。

たまぁーに、夜中に電話が来る事があった。
いつも、心配のTELだ…。


「彼氏?」
真理が聞いた。

私は頷いた。

「えーっ!彼氏いたのぉ~?」
3人共驚いて、声を上げた。


逆に私も驚いた!
「私に、彼氏いたらヘン?」

「ヘン!ヘン!ヘン!」
真理が何度も言う。

「TELしてきたら?」
桃子が、気を利かせて言ってくれたので、私は言う通りにした。

「ちょっと、ゴメンネ…」
私は、部屋を移動した。


ワンコールで先生が出る。
「先生? TEL遅くなってゴメンナサイ…」

「いいよ。寝てたか?」

「ううん…。今友達が来てて、まだ起きて話してるトコ…。」

「そうか。余り夜更かししないようにな。」

「はい…。おやすみなさい。」

「おやすみ。」

電話が終わると、いつも先生に会いたくなる…

友達がいなかったら、私は迷わず先生に会いに行っただろう…


TELを終え戻ると、3人共ニヤニヤして待っていた。


いやぁーな予感…


一斉に、質問攻めに……。



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