初恋は夢の中
真理「何時から付き合ってんの?どんな人?」

私「んー。高校の卒業式の日から。学校の先生。」

夏香「歳は?どんな性格?」

私「歳は、正確には聞いた事ないけど…たぶん、40前後で…」と、
話しの途中で、一斉にみんなが「えーっっっ!!」と叫ぶ。

真理「ナニ?ナニ?ナニ?もう一回言って?歳は?」

私はまた先生の歳を言った。

夏香「美和子って、ジジ専?」

私「ジジ専って…? たまたま、好きになった人がその年代だったんだけど…」

真理「でっ、ドコまでいったの?」

私「どこまでって、先生忙しくってまだどこにも出掛けてないんだ…」

夏香「違うって!もう最後まで、Hしちゃったのかってコト!」

私「えーっ。な、なんでそんなこと聞くの?」と、思わず顔が、紅潮する。

真理「何でって、気になるじゃん。美和子って、案外ウブっぽいからちょっとビックリして…」

私「まだだけど…」

真理「なんで?付き合ってるんでしょう?」

私「何でって言われても…先生が、20歳までしないって言ったから…」

真理「嘘でしょう?その先生も、初めてなの?」

私「ち、違う…。ちゃんと奥さんいたもん!亡くなっちゃったけど…」

桃子「美和子…。まさか、結婚考えてないよね…」

私「えっ、考えてるけど… ずっと、初恋の人と結婚したかったんだ…」



みんな「… … … 。」



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