初恋は夢の中
―― 初詣 ――


私達3人は、近くの神社にお参りに出掛けた。


混む時間帯を予測して、早目に出掛けたのだが、もう参拝者は列を成して並んでいた…


私達も、列に加わり並ぶ。


「ちょっと、遅かったね…」
先生の袖を、軽く引っ張り耳打ちした。

先生は苦笑しながら、
ああ…
と言って、また前を向く。





参拝するまでに、30分ほど掛かった。


お参りを終えた後に、私達は、おみくじとお守りを買う。



神社を出る頃には、人で溢れかえっていた…


< 232 / 258 >

この作品をシェア

pagetop