初恋は夢の中
お義母さんは、1月の中旬までいた。


まだ居て欲しかった。
でも、先生も学校が始まるコトもあって、それに合わせ帰って行った。



また、先生と二人暮らし…

日中は、一人だ…



帰る人より、帰る人を見送る方が、どうしてこんなに淋しいのだろう…

ぽっかり穴が空いたみたいに…

その淋しさに慣れてしまえば、やっと楽しい想い出になる…

ソレまでの、辛抱だとしても…



お義母さんも…
あの家で、いつもこんな想いをしながら、過ごしていたのだろうか…



残される気持ち…

その時間が、楽しければ楽しい程…

この気持ちは…



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