初恋は夢の中
3人の尋問は、更に続く。



夏香「ロリコン先生って、もう男終わっちゃった?」

私「もう!ロリコン先生って言わないで…」

夏香「ゴメン、ゴメン!だって、オカシイじゃない?若い娘を前にして、何もしないって…」

私「先生は、誠実なの!私のコト、大事にしたいって言ってくれたの!それより、みんなはもう経験済なの?」
と言って、話をそらした。

真理「勿論!高2の時だからちょっと遅いかな…」

私「えっ!遅いの?」

真理「私のクラスは高3の時は、ほとんど経験済で、早い娘で中学生の時だって。」

夏香「へぇー。そうなんだ…。私も一応経験あり。」

真理「意外…。夏香こそ、男に興味ないのかって思ってたぁ。」

夏香「私も意外だったのさぁー。成り行きというか、勢いでね…。そいつとは、一回限りだけだけど。」

私「やっぱり、痛いの…」

夏香「痛いって言うもんじゃないよ!死ぬかと思った…。まっ、お互い初めて同士だったからね…」

真理「でも、最初だけ!後は、慣れるコトね…」

私「なんか、怖くなってきた…」

真理「美和子は、大丈夫でしょう!優しい先生が、しっかり手解きしてくれるしぃ…」

私「もう…真理のイジワル…」と、真っ赤になって俯いた。

桃子「イイ人が居て美和子はいいなぁ…実は、私も経験無くて…」

夏香「桃子も、ないの?ちょっと意外…」

と言って、みんなも頷いた。



< 24 / 258 >

この作品をシェア

pagetop