初恋は夢の中
―― 一寸先は闇 ――

もがきながら、未来を生き続ける…


私達は、コレからの未来予想図を描きながら、今を生きていく…


例え、命が尽き果てても…

互いに託し、想いだけが生き続ける…



私達は、出逢った時に決めていた…

互いを、最期まで愛し生き抜くと…





―― 次の日の朝 ――

先生はいつもの様に、優しかった…



― 私の悪いクセ ―
は、時々やって来る…


それは勝手に、不安になるコト…
そして、先生に怒られてみたいコト…



これで暫くは、不安になるコトは無いだろう…


先生の怒った顔は、やっぱり恐い…

たまにしか、見ないからかもしれない…


先生は、わざと我が儘になる私には、怒ったコトがない。

単なる子供の我が儘だと、たしなめるだけだ…


しかし、昨日の様に不安に苛まれ怯える私には、本気で怒り私を安心させてくれる…


ココロとカラダが、
バラバラになりかけた私を、軌道修正させてくれる…先生。



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