初恋は夢の中
先生は、笑っていた。

大きな声で、『アハハッ』と…


こんな風に笑うことあるんだね… 先生。





「なんだ…!美和子。合コンぐらい、行っておいで。」
先生は、まだ涙目で言った。



「いやぁー。もう、笑わないでょー。先生が、嫌がると思ってずっと、言えなかったんだから…。」
美和子は、泣きそうになりながら言った。



「ゴメン!ゴメン!」笑いながら、先生は謝った。

そして先生は、
「美和子?やりたい事や、興味のある事はどんどんやって構わないよ。ただ、嘘をついたり危ない事をしたら、僕は怒るからね。」



美和子は、ハイ…と素直に頷いた。



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