初恋は夢の中
家で、先生の帰りを待った。



先生は、いつもよりだいぶ早く帰って来た。

「お帰りなさい。」

「ただいま。」

「先生?あのね…桃子が…」

「あぁ。聞いているよ、進藤から。何か大事な話があるから、美和子と来てくれって。」

「大事な話し?なんだろう?」

「結婚式の話か、なにかだろう。」



先生が着替えを終えたので、私達は進藤先生の家に向かった。



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