初恋は夢の中
イチゴのデコレーションケーキに、先生と私名前が書いてあった。

私は、なんか嬉しかった。

先生も、こんな歳になって恥ずかしいな…と、照れていた。


「三和ちゃんは、20歳になったんだから、お酒飲むよね。」
進藤先生が、お酒を勧めてきた。


私は、先生の顔を見た。


「進藤、まだそんなに飲めないから少しな。」

「はい、はい。じゃ、甘めのワインなら桃子も飲めるから、それにする?」


私は、うんと頷いた。

桃子がワイングラスを持ってきて注いでくれた。



そして4人で、乾杯をする。



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