あの日
奈落
「もう どん底!」

 って思ったところから

 もう2つ3っつ落ちたところが

 奈落

 
 そこから また 2つ3っつ落ちたところが

 奈落の底らしい

 
 奈落の底も 慣れてしまえば

 それも また 日常

  
 そこまで来て やっと

「なんでもないような事が

 幸せだった!」

  って歌が わかるような気がした


 そこまで落ちないと わからない
 
 それが 僕だった 
< 122 / 178 >

この作品をシェア

pagetop