シュウ教授の怪しい研究室
温かい湯気が立ちのぼる湯呑み
ズズズズズズーッ!
とてつもなくデカい啜り音が研究室に響き渡る
「猫舌の一号にはキツい熱さだったですね」
「すみません/////」
苦笑いしたままソファーな座る私を見つめMIOを立ち飲む教授
つーか猫舌なの出逢って当初から知ってるよね!?
わざとらしい教授に仕打ちを受けても、つい顔を赤くしてしまうのは
恥ずかしいというより
苦笑いの表情もつい胸キュンしてしまうという
どうしようもない感情が私の体を支配しているのだ
「一号の言い分はわかりました。要は一号が勝手に手紙をくすねて、それを馬鹿みたいに鵜呑みにして、私が結婚してしまうんじゃないかと、アホみたいに勘違いしちゃったりしちゃった訳ですね」
――酷い言われようだなオイッ!
しかし全て事実なので
怒りで引きつった顔を何とか通常に戻し、行き場のない憤りは心の中に閉じ込めておこう
「ですが一号。貴方は何もわかっていない……」
その時教授がファァァアア~と深すぎるため息をついて頭を抱えた