シュウ教授の怪しい研究室

やれやれと鼻で笑った教授の視界に映るもの



それは目から涙を落とす、唖然としたまま私の姿だった



「一号っ!?舌を火傷しましたかっ!?わわわわっ」


慌てて私に駆け寄りあたふたする教授


「沸点は百度なので、これからお湯を沸かすときは飲みやすい六十度あたりの方がいいな…。いや、ティファールを買ってきて、それで沸かした方がいいか?ん~……」


本来ならブツブツと考え始めた教授の言葉に突っ込む私なのだが

あまりにも頭の中がこんがらがってそんな余裕もない


しかし……




「よかった…。みんな嘘で」



教授の口から真実を聞けて

その安心から涙がポロポロと零れてきている事だけは理解出来ていた





「ったく……/////」


私を見つめて教授が恥ずかしそうに抱きしめてくれる




「一号がいるのに、他の女性に目移りするわけないじゃないですか///」


そう呟いて自らの手で私の両頬を包み込んだ



「え……?////」

「私には貴方しかいないのに/////」


教授はボソッと呟いて私の涙をキスで拭ってくれた



あわわわわわわ//////

ちょっ、めっちゃ顔近いんですけど!?
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