シュウ教授の怪しい研究室
後ろから教授に抱きしめられる!?
心臓がドキン!ドキン!と早鐘のように鼓動して
体が石のように硬直して動かなくなった
「可愛いですね、一号は」
――そっそんな事囁かないでぇええ!/////
全身から蒸気が吹き出しそうなぐらい体が熱い
このままその熱で溶けてしまいそう!
「ゆっくりと、時間をかけて……、お?」
私の異変に気づいた教授がひょこっと後ろから顔を覗き込む
そこには顔を真っ赤にして、すぐにでも倒れてしまいそうな完全にのぼせ状態になった私がいた
「あらら。これは困りましたね」
教授はクスと笑ってそのまま私をお姫様だっこ
そしてそのまま優しくソファーに寝かせた
水で濡らしたタオルを私の額にそっと乗せ、再びデスクワークに戻る
“実験結果”
と書かれた一枚の書類
そこには
“突然自分との子供を志願したときの女性の反応と状況経緯”
と明記された研究報告書だった
教授はスラスラとペンを走らせ
私に今まで試した言葉や言動を事細かに文章にまとめていく
「一枚の反応は目を見張るものがありましたね」
時に思い出し笑いしながら