シュウ教授の怪しい研究室

「ステーキは焼きたてが最高に美味しいです!邪魔しないで下さい!大根役者!!」


私はビシッ!と使っていたナイフでガッカイダーを指す


そのドヤ顔が気に入らなかったのか
コノヤロー!と震えながらペイントされた真っ白な顔が怒りで赤く変わった



「ひっとらえ~!ヤツをひっとらえ~!!」


ガッカイダーの言葉の後、よく見たらかなりガタイがよくてその上、腹筋が綺麗割れてる
なかなかのマッチョだとわかった下っ端どもが一斉に私へ駆け寄ってきた


「ちょっ!どこ触ってんのよ!!変態もっこり軍団っ!」



数人の下っ端どもの手によって無理矢理担がれる私


「一号!くっ……離してください!」




その姿を見た教授が慌てて輪の中から飛び出し、私の元へ駆け寄ろうとする


しかし他の下っ端達に背後から羽交い締めされ

身動きがとれなくなってしまった



『この女は我がガッカイダーが企画、運営する人体改造の材料として頂いていくぞ』

「なにっ……!」



ガッカイダーの言葉に教授が冷や汗を流しながら言葉を失う



「かっ、彼女は全くの部外者です!材料なら私を連れていきなさい!!」


そして顔を強ばらせながらもガッカイダーにそう訴えた
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