シュウ教授の怪しい研究室
風は何事なかったかのように収まり
飛び散った光線は瞬く間の出来事
私がゆっくりと目を開けて教授を見つめるとそこには――!
「万年、教授止まりとはもう言わせないっ!正義の実験研究戦隊、キョージュレンジャー参上っ!!」
Σ(゚□゚;)コッコレハ!
化学記号や数式がいたるところにかかれた白い白衣!
首からは大学院教授許可証のネームフォルダーが下げられ
チャームポイントの黒縁眼鏡はキョージュレンジャー特別仕様の金色に変わっている!
まさか巷で賑わせている地元戦隊ヒーローが教授だったなんて!!
「最近、キョージュレンジャースナックを買う子供達の八割がオマケのカード目的で肝心なお菓子を捨てているらしいとは本当なのか!?」
突如として現れたキョージュレンジャーに
ガッカイダーが驚愕しながらも詰め寄る
「あのスナック菓子にはカルシウムを始め、子供の健康を補助する、ビタミンD、色素を体内に吸収するビタミンC、あと……」
――これは話が長くなる系だ!!
私の思惑通り
周り人間の冷たい目を知ってか知らずか
KYキョージュレンジャーはドヤ顔で自分の知識を語り始めたのだった