シュウ教授の怪しい研究室

え?


……つーかただ見せびらかしたかっただけ!?

意味わかんないし!




教授の意図が全く読めないその無駄過ぎる行動に

疲労感でいっぱいになる私

「もう、突っ込むの疲れた。って今に始まったけとざゃないけどさ……」



苦笑いしながら頭を抱えた私に
はいと言って目の前に茶封筒を差し出した教授



「今月の給料です。お疲れ様でした」

「……/////」



ニコッと笑う教授を見て頬が一瞬で熱くなるのが悔しい


が!!
しかし貰えるものは貰っておかなくては!



「ありがとうございま……って!!」



その茶封筒を手にした瞬間
手にずっしりと重みを感じた


よく封筒を見るとやけに分厚く、今でしょーもない缶詰め工場で働いて時と比べて
はるかにその金額は大差があった



大して入っていませんがと申し訳なく話す教授を横目に見ながら

恐る恐る封筒の中身を確認……




Σ(゚□゚;)ンダコリャァア!




ぱっと見でも札束が三つ!

しかもその色は青でもなく紫でもなく
あの茶色ではないか!!



「きょっ、きょっ!?」

「はい?」
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