シンデレラ★バレンタイン
「恥ずかしいのは真姫だけじゃねーから。
普通に俺だって、恥ずかしいとか普通に思う時、あるんだからな?」
「え…?そ、そうなの…?」
「当たり前。だけど…そんな気持ちよりももっと…触れたいって思っちまうんだよ。
もっと触れて、抱きしめたい。そんな風に思う気持ちが強すぎて…真姫に嫌がられたらやべぇって思って…我慢してた。
だから…今ちょっと嬉しすぎる状態。」
瞬はそう言うと、腕の力をぐっと強めてきた。
あたしはそっと、瞬の背中に腕を回した。
「…やっぱいーにおい。何作ったの?」
「明日まで待てないの?」
「いや、まぁ…待てるけど。」
「じゃー待って下さい。」
「つってもあと2時間くらいだもんな、明日まで。」
「え?」
そう言われて時計を見ると10時をちょっと過ぎていた。
「あ、もう10時!」
「数学やんねぇと、やべぇんじゃね?」
「あ!そうだった!教えて教えて!」
「しゃーねぇな、おバカなシンデレラ様のためにこの天才王子が数学を教授してやるよ。」
「『おバカな』は余計だもん!」
普通に俺だって、恥ずかしいとか普通に思う時、あるんだからな?」
「え…?そ、そうなの…?」
「当たり前。だけど…そんな気持ちよりももっと…触れたいって思っちまうんだよ。
もっと触れて、抱きしめたい。そんな風に思う気持ちが強すぎて…真姫に嫌がられたらやべぇって思って…我慢してた。
だから…今ちょっと嬉しすぎる状態。」
瞬はそう言うと、腕の力をぐっと強めてきた。
あたしはそっと、瞬の背中に腕を回した。
「…やっぱいーにおい。何作ったの?」
「明日まで待てないの?」
「いや、まぁ…待てるけど。」
「じゃー待って下さい。」
「つってもあと2時間くらいだもんな、明日まで。」
「え?」
そう言われて時計を見ると10時をちょっと過ぎていた。
「あ、もう10時!」
「数学やんねぇと、やべぇんじゃね?」
「あ!そうだった!教えて教えて!」
「しゃーねぇな、おバカなシンデレラ様のためにこの天才王子が数学を教授してやるよ。」
「『おバカな』は余計だもん!」