シンデレラ★バレンタイン
「里穂っ!あたしと一緒にチョコ作って!」
「なんで私が…。」
「貴也さんに渡せばいいじゃん!」
「貴也なんかに渡したら調子に乗るわよ。」
「だって貴也さんのこと好きなんでしょ?」
「よく分からないわ。」
「さっき認めたじゃんかー!」
「別に認めてなんか…」
「もー里穂の意地悪!」
「ここまで話を聞いてあげた私に対して意地悪とは聞き捨てならないわね。」
「ごめん里穂ー!
もう謝るから!っていうかホントにお願いだから一緒に作って!貴也さんじゃなくてあたしにくれてもいいからっ!」
「…それ、真姫が欲しいだけじゃない。」
「あ、ばれた?」
「当たり前でしょう?でも…仕方ないわね。付き合ってあげるわよ。」
「うわー!ありがとう里穂っ!大好き大好き大好きーっ!」
あたしはそう言って里穂に思いっきり抱きついた。
里穂はあたしの頭を軽く撫でて、小さな声で
「…あのねぇ、そういうこと、言う相手を完全に間違ってるわよ、真姫。」
と、呆れたように言った。
「なんで私が…。」
「貴也さんに渡せばいいじゃん!」
「貴也なんかに渡したら調子に乗るわよ。」
「だって貴也さんのこと好きなんでしょ?」
「よく分からないわ。」
「さっき認めたじゃんかー!」
「別に認めてなんか…」
「もー里穂の意地悪!」
「ここまで話を聞いてあげた私に対して意地悪とは聞き捨てならないわね。」
「ごめん里穂ー!
もう謝るから!っていうかホントにお願いだから一緒に作って!貴也さんじゃなくてあたしにくれてもいいからっ!」
「…それ、真姫が欲しいだけじゃない。」
「あ、ばれた?」
「当たり前でしょう?でも…仕方ないわね。付き合ってあげるわよ。」
「うわー!ありがとう里穂っ!大好き大好き大好きーっ!」
あたしはそう言って里穂に思いっきり抱きついた。
里穂はあたしの頭を軽く撫でて、小さな声で
「…あのねぇ、そういうこと、言う相手を完全に間違ってるわよ、真姫。」
と、呆れたように言った。