すれ違う恋の行方
チュンチュン…

『……ん…』


気がついたら朝で
あたしはカーテンの隙間から差す太陽の光で目が覚めた。


『ぁ…』

「スゥー…スゥー……」


目の前には規則正しい寝息を立てて眠っている秀。

そんな秀を見て、思わず微笑んでしまった。


ほんとにシちゃったんだ……秀と…。


なんだか急に昨日のことを思い出して、妙に照れくさくなった。

というか、くすぐったい…。


後悔なんて気持ちは、これっぽっちもなかった。

あたしは目の前のこの人を選んでよかったんだなって…。

< 132 / 466 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop